1万円以下で買える、ハイレゾ音源に対応したイヤホンをランキング形式でご紹介します。
ハイレゾ対応イヤホンランキング
1万円以下で購入出来るハイレゾ音源に対応したイヤホンをランキング形式でご紹介します。
第1位 ZERO AUDIO CARBO MEZZO(カルボ メッツォ)
カーボンとアルミハウジングを採用
CARBO MEZZO(カルボメッツォ)は、京都に本社を置くオーディオブランド「ZERO AUDIO」のイヤホン。
もともとCARBOシリーズは、カーボンとアルミを使ったハウジングが特徴的なイヤホンシリーズですが、こちらのカルボメッツォも例外なく、カーボンファイバーと削り出しアルミのハウジングを採用しています。
ハウジングにカーボンファイバーとアルミを使う事によって、不要な共鳴振動を抑制し、ドライバーの性能を引き出し、軽量で丈夫な作りになっています。
さらに、カルボメッツォは特に音質面で優れており、この価格帯の中では別格と言っても過言ではありません。
「耳に優しく繊細な高音」と「広く立体感のある音場」が、大変魅力的な一本です。
また、価格.comのレビューでは、満足度が4点台の後半をキープしており、かなり高い評価を受けている様です。
CARBO MEZZOのスペック
- 型式 ダイナミック形
- プラグ 3.5mm 金メッキ・ステレオ・ミニプラグ [L型]
- コード OFCコード 1.2m [Y型]
- 質量 4.2g (コード除く)
- 出力音圧レベル 101dB / 1mW
- 再生周波数帯域 6Hz〜40,000Hz
- 最大入力 150mW *IEC(国際電気標準会議)規格
- インピーダンス 16Ω
- 付属品 シリコンイヤーピース S・M・L 各2個 キャリングバッグ
第2位 ONKYO E700M
大口径ダイナミックドライバーを搭載
φ13.5mmと、イヤホンでは比較的大型のダイナミックドライバーを搭載し、迫力のあるサウンドを演出。
ケーブルは、ツイストケーブルを採用し、絡みにくくデザインも高級感があってgood。
付属のイヤーチップはS/M/Lサイズの通常イヤーチップに加え、コンプライ製のイヤーチップが1セット付属されている。
ちなみに、コードに付属されているリモコンは、通話を取る為のボタンとマイクになっています。
音量調節やトラック早送り等の機能はありません。
スペック
- タイプ マイク付インナーイヤーヘッドホン
- 型式 セミオープン
- カラー 黒、白
- ハウジング アルミ
- 磁石タイプ 強磁力希土類マグネット搭載ドライバー
- スピーカー口径(mm) φ13.5mm
- 再生周波数帯域 6Hz-40kHz
- 最大入力 30mW
- 感度 108dB/mW
- インピーダンス 32Ω
- ケーブル長 1.2m
- 接続端子(コネクタ仕上げ) φ3.5mm金メッキ
- ケーブルタイプ ツイストケーブル
- コードタイプ Y字
- 本体質量 18g
- 付属品 イヤホンチップ(シリコン)S,M,L 各2個、
- Comply フォームチップ2個、ポーチ
第3位 SATOLEX Tubomi DH298-A1
made in japanの傑作
日本製でありながら、とても安価で購入できるハイレゾ対応イヤホン。
この価格でハイレゾ対応ってだけでもすごい事ですが、音質も5,000円以下とは思えない程の高音質で、特に高温が素晴らしいですね。
流石は日本製で、品質は申し分なく、購入から1年ほど頻繁に使用していますが、断線や故障したりという事はないです
少し残念なのが、リモコンやマイクなどの機能が無いのと、I字プラグの所。個人的な好みで言うとL字プラグが良かったですね。
それでも値段がかなり安いので、許容範囲です。
それにコードが縦ラインが入る加工がされているので、絡まりにくく絡まっても外しやすくなっていて地味に嬉しい。
スペック
- 型式:密閉ダイナミック
- ドライバーユニット:Φ9㎜
- 音圧感度:104db/mW
- 最大入力:100mW(JEITA)
- インピーダンス:32Ω
- 再生周波数帯域:20Hz~45,000Hz
- 質量:10g(コード・プラグを含む)
- コード長:約1.2m
- 接続部:Φ3.5㎜ 金メッキ ステレオミニプラグ(ストレート型)
- 付属品:取扱い説明書兼保証書/イヤキャップXS/S/M/L各1セットづつ
第4位 ZERO AUDIO DUOZA(デュオザ)
ダイナミック2発搭載
ZERO AUDIOは京都に本社を置く国内のオーディオブランド。
DUOZAと書いてデュオザと読むらしいです。
ドライバーは、ダイナミック型を2基搭載したデュアル・ダイナミック・スピーカーを採用し、パワフルな重低音を表現。
ハウジングは、削り出しアルミを使っており、重厚感のある質感のハウジングに仕上がっている。
素材にアルミを採用する事により、ハウジングを軽く保ち、フィット感を向上させる。
スペック
- 型式 デュアル・ダイナミック・スピーカー
- プラグ 3.5mm 金メッキ・ステレオ・ミニプラグ [L型]
- コード OFCコード 1.2m [Y型]
- 質量 8.3g (コード除く)
- 出力音圧レベル 100dB / 1mW
- 再生周波数帯域 7Hz〜40,000Hz
- 最大入力 150mW
- インピーダンス 20Ω
- 付属品 シリコンイヤーピース S・M・L 各2個・キャリングバッグ
第5位 URBAN UTILITY UEHE-EP3
コスパ重視におすすめ
UEHE-EP3は、φ10mmのダイナミックドライバーを採用し、ベリリウムコート振動板を使ったハイレゾ対応イヤホンです。
ベリリウムコート振動板を使う事によって、明瞭で歯切れの良い音質になっています。
プラグがI型プラグなのが少し残念。スペック表には書いてませんが、コードにはマイクが付属されています。
スペック
- 装着方式:耳栓タイプ
- ドライバユニット:ダイナミック型 φ10mm
- 再生周波数帯域 : 20Hz~40kHz
- 音圧感度 : 100dB±3dB
- スピーカ入力インピーダンス:32Ω
- プラグ:φ3.5mm 4極ミニプラグ (I型)
- コード長さ:118cm±3cm (Y型)
- 重量:15g (コード含む)
- 付属品:イヤーキャップ (S/L)・製品保証書
第6位 campino audio CP-IE300H
クオリティ高い一本
campino audio(カンピーノ オーディオ)は2016年に設立された日本の新興オーディオブランド。
クラウドファイティングで600万円を超える資金を集めて話題になりました。
CP-IE300Hは、そんなカンピーノ オーディオが製品第1弾として、2016年7月から発売を開始した、ハイレゾ対応イヤホンです。
ハウジングには、剛性と質感を考慮し、アルミ削り出しを採用。
ドライバーはφ8mmのダイナミックドライバー。
ドライバーには、0.045㎜のCCAWコイルを使い、音質とコストのバランスから、チタンコーティングを採用しました。
さらに音質を重視する為に、あえてリモコンやマイクを付けず、その代わりに浮いたコストを使い、より良いケーブル素材(4N OFC)を採用。
コード自体にはセパレード加工を施し、タッチノイズと絡まりやすさに考慮した作りになっています。
ざっと説明しただけでも、かなりのこだわりが見えてくるCP−IE300H。
ネット上でもかなり評価が高く、おすすめのハイレゾイヤホンになっています。
イヤホン部
- 素材 アルミ削り出し
- ドライバーユニット ø8mmダイナミック型
- 感度 94dB/mW
- マグネット ネオジウム
- 最大入力 200mW以上(IEC)
- 再生周波数特性 5Hz〜45kHz
ケーブル部
- 長さ 約1.2m
- タイプ Y型
- 表面加工 からみにくいセレーション加工
- 芯線素材 無酸素銅(4N OFC)
- ケーブル構造 4芯独立
- 入力プラグ 金メッキL型ø3.5mmステレオミニ
- リモコン・マイク機能 なし
付属品
- 付属品 イヤーピース(SS、S、M、L) 布製ポーチ
- 保証期間 12カ月
第7位 上海問屋 ハイレゾ対応 ハイブリッドイヤホン
ハイブリッド&ハイレゾでこの価格
上海問屋はPCの通販大手のドスパラが運営している、電子機器ブランドです。
こちらのハイレゾイヤホンは、φ8mmのダイナミックドライバー1基とBA型ドライバー1基搭載したハイブリッド仕様。
ダイナミックドライバーは、ベリリウムコート振動板を採用しています。
ベリリウムコート振動板は、アルミやチタンなどと比べると、軽量かつ高剛性で音伝導性が高い金属素材。
これを使用する事によって、高い周波数での再現性を高め、高域音を大幅に拡張。音伝導性が高いので、キレのあるサウンドを表現できる様になります。
ハイブリッドでハイレゾ対応しているイヤホンなのに、5,000円以内で買える、かなりコスパが良いイヤホンです。
ただ残念なのが、amazonでの販売がない事です。
こちらのイヤホンを購入するには、公式ショップか楽天を利用する必要があります。
スペック
- ドライバユニット:バランスドアーマチュア型、直径8mmダイナミック型(ベリリウムコート)
- 再生周波数帯域:20Hz~40kHz
- 最大入力:10mW
- 感度:100db/1mW
- インピーダンス:27Ω
- 接続プラグ:3.5mm 3極ミニプラグ
- ケーブル:約1.2m(Y型)
- 付属品:イヤーキャップ(S/M/L)
- 保証:お買い上げ後 初期不良2週間
第8位 JVC HA-FX99X
丸いハウジングが特徴的
HA-FX99Xは2016年10月にJVCから発売されたハイレゾイヤホンです。丸いハウジングが特徴的で、重低音とタフなボディが売り。
ハイレゾ対応させる為に、新開発されたハイブリット振動板を搭載し、高解像サウンドを実現。
ハウジングはアルミ削り出しを使用し、ボディの剛性を高めている。
ケーブルは、φ2mmの太さに加え、縦に溝を入れる事によって摩擦を抑制し、丈夫で絡みにくいケーブルになっている。
イヤーピースは、イヤーピースの内側にドットを配置した、スパイラルイヤーピースを採用。
スパイラルイヤーピースはJVCが独自に開発し、交換用イヤーピースとして高評価を得ています。
スペック
- 出力音圧レベル:103dB / 1mW
- 再生周波数帯域:5Hz~40kHz
- インピーダンス:16Ω
- 最大許容入力:200mW
- ケーブル:1.2m (Y型) OFC
- 入力プラグ:φ3.5mm 24金メッキL型ステレオミニプラグ
- 質量(ケーブル含まず):約8.2g
- 付属品:スパイラルドットイヤーピースS、M、L各2個 キャリングポーチ
第9位 Denon AH-C620R
ネオジウムマグネットを搭載したφ11.5mmの大型ダイナミックドライバーを搭載し、重厚な低音からキレの良い高音まで、全帯域に渡って高解像度なサウンドを実現。
ケーブルとハウジングの接続部に弾性素材を使う事によってタッチノイズを軽減する、ラジアルダンパーを搭載。
イヤーピースには、Comply製のTX-400を標準装備。TX-400は、細長い形状に耳垢ガードが付いたタイプです。amazonだと3セットで3,000円程しますので、豪華装備だと言えるでしょう。
AH-C620Rのスペック
- 形式:ダイナミック型
- ドライバー: 11.5 mm
- マグネット: ネオジウム・マグネット
- インピーダンス: 16 Ω
- 感度: 110 dB / mW
- 最大入力: 250 mW
- 周波数特性: 6 - 40,000 Hz
- 質量: 6.6 g( ケーブル、リモコンを除く)
- ケーブル: 1.3 m OFC 線(アジャスター付)
- プラグ: 3.5 mm 金メッキ ステレオミニプラグ (ストレート型)
- 付属品: 取扱説明書、シリコンイヤーピース (XS/S/M/L)、キャリングケース 、ケーブルクリップ
第10位 オーディオテクニカ Sound Reality ATH-CKR70
デザインが光る
高級感が漂うオーディオテクニカのハイレゾ対応イヤホンATH-CKR70。
φ11.8mmの新設計ドライバーを搭載し、高精度な振動板の前後直進運動を実現し、高解像度の音質を全帯域で表現。
ハウジングにアルミ素材を使用しており、見た目よりも軽く、耳までスッポリとハマるフィット感は抜群。
デザイン製も高く、とても高級感がある。おすすめはシャンパンゴールド。
ATH-CKR70スペック
- 型式:ダイナミック型
- ドライバー:φ11.8mm
- 出力音圧レベル:108dB /mW
- 再生周波数帯域:5~40,000Hz
- 最大入力:200mW
- インピーダンス:19Ω
- コード長:1.2m(Y型) ※左右のコードの長さが同じです。
- プラグ:φ3.5mm金メッキステレオミニプラグ(L型)
- 質量(コード除く):約8g
- 付属品:ポーチ、イヤピース(XS,S,M,L)
そもそもハイレゾ音源とは?
ハイレゾとはHight Resolution(ハイレゾリューション)を略した言葉です。
日本語に直すとすると、高解像度って意味になります。
つまりハイレゾ対応音源とは高解像度の音源という事ですね。
もう少し詳しくは以下をご覧ください。
厳密な規格
JEITAによる規格
平成26年3月26日に「ハイレゾオーディオの呼称について(周知)」がJEITAより発行されました。
内容は下に記していますが、簡単に説明すると、サンプリング周波数が48kHz以上で量子化bit数が16bit以上の音源ならハイレゾと呼んでも良いよという事です。
1.「ハイレゾオーディオ」(*注1)と呼称をする場合
”CD スペックを超えるディジタルオーディオ“ であることが望ましい。
*(注1)オーディオ及び音声を意味して使用される“ハイレゾリューション”、“ハ イレゾ”という呼称に関しても含む。
(詳細説明)
ここでいう CD スペックとは、CD フォーマットで規定されている 44.1kHz サンプリン グ、16bit 量子化と、DAT/DVD などのフォーマットで使用されている 48kHz サンプリング、16bit 量子化のディジタルオーディオを指す。
LPCM 換算でサンプリング周波数、量子化 bit 数のいずれかが CD スペックを超えてい ればハイレゾオーディオとする。
ただし、いずれかが CD スペックを超えていても、もう一方が CD スペック未満の場合 は、非該当とする。(例)48kHz/24bit →(CD スペック同等/CD スペック超)→ 96kHz/16bit →(CD スペック超/CD スペック同等)→ 96kHz/24bit →(CD スペック超/CD スペック超) → 48kHz/16bit →(CD スペック同等/CD スペック同等)→ 非該当 96kHz/12bit →(CD スペック超/CD スペック未満)→ 非該当 32kHz/24bit →(CD スペック未満/CD スペック超)→ 非該当
日本オーディオ協会による規格
日本オーディオ協会では、JEITAが発行した規格よりもより厳しい内容で96kHz/24bit以上の音源をハイレゾ音源と規定しており、これらを満たした場合にハイレゾ音源のロゴの使用を認めています。
まとめ
JEITAが定めるハイレゾ音源とは、48kHz/16bit以上の音源。日本オーディオ協会認定のハイレゾマークが使えるのは、96kHz/24bit以上の音源。
ハイレゾ対応イヤホンとは?
ハイレゾ対応イヤホンについては、日本オーディオ協会にて以下の様に定義されています。
日本オーディオ協会が定義する「40kHz」以上のハイレゾ音域が再生可能な「ハイレゾ」ロゴが付与されたイヤホン・ヘッドホンのことです。