日本製ののハイレゾ対応イヤホンが4,000円以内で買えると話題のSATOLEXのTubomi(DH298-A1)を購入したので早速レビューします。
Tubomiのスペック
- 型式:密閉ダイナミック
- ドライバーユニット:Φ9㎜
- 音圧感度:104db/mW
- 最大入力:100mW(JEITA)
- インピーダンス:32Ω
- 再生周波数帯域:20Hz~45,000Hz
- 質量:10g(コード・プラグを含む)
- コード長:約1.2m
- 接続部:Φ3.5㎜ 金メッキ ステレオミニプラグ(ストレート型)
- 付属品:取扱い説明書兼保証書/イヤキャップXS/S/M/L各1セットづつ
Tubomiの開封画像
パッケージはシンプルな紙製の箱です。
左上にハイレゾマークと日本製を強調するMADE IN JAPANと書かれたマークがあります。
横にもハイレゾとメイドインジャパンのマークが
裏面には従来のCDとハイレゾ音源の違いを簡単に説明しています。また、付属品の種類やイヤホンのスペックなども書いてありますね。
もしハイレゾ音源の事について詳しく知りたい方はこちらを参考にして下さい。
こちらは特に何も書いてませんね。
では中身に行きます。
中に入っていたのは「イヤホン本体」と「イヤチップXS/S/M/Lの4種類1セット」と「一年間の保証書」です。
これ以外にはありません。
ではお待ちかね、tubomiの外観から。
黒を基調にしたデザイン
そして、コードの接続部分が赤色になっているのが分かりますか?
実際に見るとあずき色って感じの淡い赤色なんですが、このワンポイントが漆器を思わせるかっこいいデザインになっています。
L/R表示
金メッキが施されたステレオミニプラグ。長さは1.2m
コードはこの写真では分かりにくいですが、縦にラインが入ってます。
Tubomiを購入した経緯と動機
メイドインジャパンのハイレゾ音源が聴けるダイナミック型のイヤホンが4,000円で買えると巷で話題となっており(主にtwitterなどのネットで)、その存在を知ったのが4月でした。
実は私メイドインジャパンって言葉に弱いんですよ。笑日本製なら多少高くてもしょうがないって思うし、応援してあげたいって気持ちでついつい日本製の製品を選んで購入しちゃいます。
なので、サトレックスのTubomiを購入したのは必然でした。サトレックスには今後も、是非メイドインジャパンの、安くて高品質なイヤホンを作って貰いたいですね。
Tubomiの良かったところ
音質
この価格でハイレゾ音源に対応している事自体かなりすごい事なんですが、ハイレゾ音源を聞かなくてもiphoneに直差しでも良い音が鳴ります。正直この価格帯の中では飛び抜けた存在です。
フィット感
イヤホン自体が非常に軽いので、フィットしやすいと思います。シュア掛けもできるのもGoodです。長時間イヤホンを使用しても疲れが少なくて助かってます。
Tubomiの悪いところや改善して欲しいところ
コードについて
まだ壊れたという訳ではないのですが、コード自体が細いので耐久性が心配ですね。
iPhoneに直接接続で使用してみた
今回使用した環境
iPhone6 + ミュージック(標準音楽アプリ) + Tubomi
iPhoneの通常環境でのレビューです。
楽曲は以下のアルバム曲を視聴しました。
- Jinsei×Boku=(ONE OK ROCK)
- METAL RESISTANCE(BABYMETAL)
iPhoneに直接接続でも低音がしっかりしていて、高音は奥行きがしっかり感じられます。解像度も良く、一万円程度の価格のイヤホンと比べても遜色ないです。
Tubomiをハイレゾ環境で使用してみた
今回使用した環境
Mac + VOX(macアプリ) + Tubomi
96.0kHzまで視聴可能な環境を構築してのレビューです。
楽曲は以下の曲を視聴しました。
- 赤イ瞳(moraでダウンロード可能なサンプル FLAC|96.0kHz/24bit )
- you (moraでダウンロード可能なサンプル FLAC|96.0kHz/24bit )
- 春擬き(やなぎなぎ FLAC 96.0kHz/24bit )
視聴して感じたのは、ボーカルの音がすごいクリアだという事。吐息や息遣いまでハッキリ聞こえてゾクッとしました。低音はしっかりしていて、篭った音ではなく、ズンズンと鼓膜に響く音がします。高音のノビも素晴らしく、気持ち良く聞かせてくれます。全体的に見ると低音が若干強めですがバランス良くまとまっていると思います。
Tubomiのレビューまとめ
Tubomiはハイレゾの入門機に最適だけではなく、iPhoneに直接接続して使用するにも良さそうです。この値段でこのクオリティ、そしてハイレゾ対応には脱帽です。
そして改善して欲しいところでも書きましたが、コードの耐久性は通勤時などに約2週間使用してますが、今の所は問題ないです。逆にコードの溝が若干絡みやすさを軽減してくれているので、そこはプラスポイントでした。
値段も4,000円以内で買えますから、iPhoneに付属されたイヤホンから、ちょっと良いイヤホンに変えようって人にはオススメ出来ますね。
もっと良い音で聞きたくなったら、イヤホンを買い直さなくてもポタアンをプラスすれば音質向上が望めますからね。
ポタアンとはこちらを参照下さい。
※Tubomiに関して、他の角度からの写真が欲しいや、○○と比較して欲しいなどの要望が御座いましたらコメントにお書き下さい。出来るものは対応させて頂きます。