【1万円台】2016年4月頃にXiaomiのイヤホンブランド1MOREから発売された「E1001」をレビューします。「E1001」は、ダイナミック型を1基とバランスド・アーマチュア型を2基を搭載したハイブリット型の3ドライバーユニットを採用しており、充実した付属品や聴き疲れしないチューニングが魅力的なイヤホンです。
こちらのイヤホンは、フリーウェイ株式会社様より試聴機をお借りしてレビューしております。今回はこちらの「E1001」の他に「1M301」と「EO323」もお借りしてますので、合わせてレビューしていきます。
E1001の開封画像
それでは開封していきましょう。
外箱
E1001の外箱です。横からの画像を見れば分かりやすいですが、図鑑をイメージしたデザインになっており、側面に磁石の留め具が付いています。
非常におしゃれなデザインだと思います。まるでファンタジーの世界の魔法書の様な雰囲気です。
おしゃれな外箱を開けるとまず見えてくるのはイヤホン本体。
内側に描かれたイヤホンの構造図もデザイン性を引き立てます。
イヤホンの入った1段目をめくると付属品が収納されていました。
付属品は4つの箱に分かれています。
付属品の中身は機内用アダプター、イヤホンクリップ、説明書、イヤーチップでした。
それではここから個別に付属品を見ていきましょう。
付属品
イヤーチップ
付属のイヤーチップは、元からイヤホンに付いていた分を合わせて、シリコン製の物が6サイズ、低反発ウレタンのフォームチップが3サイズです。
通常ですと、低反発ウレタン製のフォームチップが使われる事は少ないので、かなり贅沢だといえるでしょう。
携帯用ハードケース
革張りの携帯用ハードケースです。タバコくらいの大きさで、マグネットの金具が付いています。
イヤホンクリップ
画像でわかる通り、サイズは小さいです。色は銅色が近いでしょうか?これまたファンタジーっぽい色合いです。
機内用アダプター
こちらも先ほどのイヤホンクリップの同じ銅色のカラーリング。大きさは軽く手のひらに収まるサイズで、5gと軽量です。
イヤホン本体
さあ、お待ちかねのイヤホン本体をみていきます。
ハウジングの側面には「1MORE」のロゴ
イヤホンのY字に分岐する部分です。分岐より下は編み込みになっており、耐久性がありそうです。
そして、分岐より上のコードには縦に線が入っています。絡まり防止でしょうか?
E1001のレビュー
聞き疲れしない万能型イヤホン
「E1001」を試聴して、まず最初に感じたのは、一緒にレビューした同じ1MOREの「1M301」と「EO323」に比べると、かなり落ち着いていて、とても聞きやすいという事。
特に、前2つのイヤホンがドンシャリ傾向が強かったので、特にそう感じたのかもしれません。
長時間聴いても疲れない、いい意味でマイルドな音質だと思います。
音の傾向としてはフラットだと思いますが、低音域が少し強いです。
音場はそこまで広くないですが、解像度が高く、音に分離感があるので、ボーカルが非常に聞きやすいですね。
充実の付属品
「E1001」を開封して驚いたのは、付属品の充実っぷりです。
イヤーピース
イヤーピースはシリコン製と低反発ウレタン製の2種類があり、サイズ違いでシリコン製は6セット、低反発ウレタン製は3セット用意されています。通常のイヤホンですと、付属されているのはシリコン製のイヤーピースを4サイズが標準的だと思いますので、かなり充実していると言えますね。
イヤホンクリップ
イヤホンクリップは、高級なイヤホンでも付属品に入ってない場合もあるので、「E1001」の付属品に含まれているのはプラスポイントです。画像を見たら分かりますが、「1M301」と「EO323」は銀色で「E1001」は銅色のイヤホンクリップになります。
機内アダプター
機内アダプターは、飛行機内で、映画や音楽などをイヤホンで楽しむ為に、使用する変換アダプターですが、こちらも高級なイヤホンにしか付属されない物です。
画像を見れば分かりますが、機内アダプターは「EO323」の物とデザインに違いがありますね。
「E1001」の機内アダプターはアンティークっぽいデザインが可愛いです。
ハードケース
私も並べてみるまで気付かなかったのですが、ハードケースもEO323とは革の素材が違う様です。
フィット感ok寝フォンもok
3ドライバーユニットを採用しており、必然的にハウジングは大きくなりがちですが、このサイズに収めたのはお見事。
重量も軽く、フィット感も抜群で、長時間の使用でも疲れにくいです。
また、気になる寝ながらの通話や音楽を聴く事も、耳が痛くなる事なく使えました。