700円以下で購入できるパナソニックの定番カナル型イヤホン「RP-HJE150」をレビューしました。
「RP-HJE150」の良かったところ
金額
カナル型の中でもこの金額はなかなか見かけないと思います。
1000円以下で雑に扱っても音質が大丈夫なのはストレスフリーですし安心ですね。
特に学生さんとかあまりお金を掛けたくないな〜って時は安パイに選択出来るイヤホンだと感じました。
予備ストックも2〜3個一気に購入しても大丈夫です。
耐久性
例えばマラソンで曲を聴きながら走りたい!って時に金額が高いものだと汗で壊してしまうか心配だったりしますが、こちらのイヤホンは色んな走りの動きにも丈夫ですね。
グチャグチャにポケットに入れても断線しにくいし、仮に壊れたとしても買い替えにも躊躇なく行ける金額なのも嬉しいポイントです。
音質
安いイヤホンにありがちな籠り感は特に感じられず、下手すると2〜3000円代のイヤホンよりこっちの方が好きって方もいらっしゃるのかもしれません。
中音域のクリア感、言葉の抜け感、聴きやすさは金額以上の効果ですね。
特に感じられたのはスピッツなどのJ-POP、海外のニューカントリーミュージックには凄く合う印象を持ちました。
メインで使っているサブイヤホン様にでも十分役割を果たしてくれるハズです。
デザイン
使用しているカラーが白なので余計にですが、無駄な飾りだったりパーツがないので凄くスッキリしているのが好印象ですね。
何処かにメッキを使っていたりすると使用していると塗装がだんだんと取れてしまったりで見た目もあんまり良くなくなるのですが、こちらは全体的にプラスチックのパーツで組み立てられているのでその心配もないと思います。
色も数種類から選べるので選択肢も有りますし、シンプルのイヤホンが凄く欲しい方には是非オススメのイヤホンです。
軽さ
これは結構軽いので有難いですね。パーツがシンプルだからこその軽量化なのかなと感じました。
例えば耳につけても下に重さがかかる感じも無く、非常にすっきりしています。
疲れにくさは高評価だと思います。
「RP-HJE150」の良くなかったところや改善して欲しいところ
イヤーチップ/イヤーピース
予備で幾つかのイヤーチップ/イヤーピースが付属で付いてくるのですが、個人的にはどれもしっくり来ない感じが有りました。
少し小さいか大きいかになってしまい、音漏れが非常に気になってしまったのが残念です。
3種類よりもう少し増えたら嬉しいかな〜と思うのですが、値段を考えると仕方ないですね。
音質
J-POPやニューカントリーはバッチリなのですが、ハードロックやヒップホップ、ジャズは腑抜けた感じで聞こえてしまいますね。
何というかパワー感が無いし、低音感が他のイヤホンに比べて少ないかなと思います。
重いサウンドを爆音で聴きたい方には物足りなさを感じてしまうかもしれません。
逆に高音はキンキン感が凄いので曲によっては聞いていてかなり疲れます。
例えば個人的な感想になりますがギターソロやオルガンソロ、クラシックオペラは合わないですね。
デザイン
シンプルなのはかなり高評価なのですが、反面で言うと安っぽ過ぎます。
言い方悪いのですが、100均一で購入出来そうなのが本当に残念です。
プラスチックで出来ているのでデザインでカッコ良さを求めるなら恐らく合わないかと思います。
音漏れ
これは非常に気になります。爆音にしていなくても漏れているのが分かるのと、フィットしていてもそれが感じてしまうのは勿体無いです。
満員電車で聴く際は音量と隣の人に気をつけないといけません。
ケーブルの長さ
これも良し悪しありますが、個人的には余裕がなく短いです。
持ち運びでプレイヤーやスマホをカバンの中に入れて、そこからイヤホンだけを出して音楽を聴く場合、女性なら丁度良い長さだと思うのですが、身長が高い男性だと短いので少しだけ厳しいかもしれません。
装着方法
アーティストがライブで付けている様なイヤホンの装着方法が出来ないのが残念です。
そういった形になっていないからなのかもしれませんが、俗に言うイヤモニ形式に憧れている方にはオススメ出来ないです。
「RP-HJE150」のレビューをまとめると
初めてのスマホデビューで付属品として付いてくるイヤホンでも良いですが、その際に一発目に購入してスタートさせるなら恐らくこのイヤホンから始めるのがオススメですね。
断然付属品のイヤホンよりも、こちらの方が音質は良いです。
またジョギングと言った運動用に、寝る際に聞きながら使いたい時にも気にせず使えるかなと思いました。
そこまで簡単には断線しないのでご安心頂ければと思います。
仮に壊れてしまったとしてもすぐ購入しやすい金額ですし、ストックで幾つも持ちやすい。
それも踏まえてプラスの面も多いと感じました。
ただスマホに慣れて来て、音質が良いイヤホンを求めたくなった場合は恐らく次に購入する時の選択肢からこのイヤホンは外れる可能性があるのも否めません。
少し金額をプラスで出せば数倍以上良い環境で聴けるイヤホンは沢山あるので、本当に初めてのイヤホンだったり、コスパが良い物を導入したい方にオススメしたいイヤホンです。