【1万円台】2016年4月頃にXiaomiのイヤホンブランド1MOREから発売された「EO323」をレビューします。「EO323」は、ダイナミック型を一基とバランスド・アーマチュア型を一基を搭載したハイブリット型のドライバーユニットを採用しており、ホワイトのケーブルにゴールドのハウジングを採用した高級感のあるデザインが特徴的です。
こちらのイヤホンは、フリーウェイ株式会社様より試聴機をお借りしてレビューしております。今回はこちらの「EO323」の他に「1M301」と「E1001」もお借りしてますので、合わせてレビューしていきます。
EO323の開封画像
EO323の外箱
EO323の外箱は頑丈で高級なブランド品が入ってそうな箱です。
金具の部分に磁石が入っており、そちらで開け閉め出来ます。
外箱を開くとイヤホン本体と持ち運び用のケースが見えます。
中身は2段になっており、1段目を引き上げると「イヤーピース」や「イヤホンクリップ」「機内用アダプター」「説明書」などが入っていました。
EO323の付属品を全て出してみました。
EO323の付属品
ここからは個別に付属品を見ていきましょう。
機内アダプタ
まずは機内用アダプタからです。
機内アダプタは、飛行機内で映画や音楽を楽しむ為に使用します。
重さは10g、大きさも片手で持てるサイズで、携帯性は良さそうです。
イヤホンクリップ
次はイヤホンクリップです。
イヤホンクリップは、イヤホンを服やカバンなどに固定する為に使用します。
イヤホンクリップを使用すると、タッチノイズの軽減やコードを引っ掛けにくくなる等のメリットがありますね。
画像を見ていただければ分かるとおり、かなり小さくて軽い作りになっています。
ちなみに、今回一緒にレビューをした「1M301」に付属されているイヤホンクリップと同じものです。
見辛いですが、2gでした。
イヤーピース
次はイヤーピースです。
交換用に付属されているのは、元からイヤホンに付いていた分も合わせてXS、S、M、Lの4種類です。
色はホワイトスケルトン、コードも白なのでよく似合います。
携帯用ボックス
EO323にはポーチではなく、携帯用のボックスが付属されていました。
蓋の部分は、マグネットで開け閉めできる様になっています。
箱自体は強度があり、外からの衝撃に強そうで、持ち運び時にイヤホンを壊してしまう心配はなさそうです。
長さを測ってみました、画像だとすごく見辛くなっていてすみません。
縦9.6cm 横6.7cm 高さ(蓋が付いている方)2.3cm 高さ2.7cm
イヤホン本体
イヤホンのハウジングの色はゴールド。iPhoneのゴールド色に似た感じの質感と色ですね。
EO323のレビュー
寝フォンもOK!軽い付け心地
EO323は、ダイナミック型を一基とバランスド・アーマチュア型を一基を搭載したハイブリット型のドライバーユニットを採用しています。
ハイブリット型を採用すると、ハウジングが比較的大きくなりやすいですが、EO323はバランスド・アーマチュア型のドライバーをノズル部分に配置しているので、ハイブリット型とは思えない程に小さく軽量です。
付け心地はとても軽くて、長時間の使用でも疲れる事はありません。また、寝ながらのイヤホンの使用、いわゆる寝フォンですが、ハウジングの部分が小さく作られているので、横向きになっても「耳が圧迫される」、「耳に突き刺さって痛い」なんて事はありませんでした。
高級感があるデザイン
白のケーブルにゴールドのハウジングやプラグなど、iPhoneを意識したデザインになっています。
音質について
次は音質について触れていきたいと思います。試聴環境はiPhone6直差しです。
低音は力強く、迫力のある低音が出ており、ボーカルもクリアです。
高音域は、ハイブリット型という事で、高音のノビや音場の広さを期待していたのですが、高音にはノビが感じられず窮屈な印象。音場も狭いと感じました。
特に気になったのが、曲によっては、シンバルの音が耳に刺さる感じがしたので、そこが非常に残念に感じました。
充実の付属品
イヤホンクリップにハードケース、機内用アダプタなど、付属品はかなり充実しています。「1M301」との違いは、イヤホンポーチの代わりにハードケースになった事と、機内用アダプタが追加されたところで、特にハードケースは革張りで高級感があり、タバコの箱くらいのサイズなので使い勝手が良さそうです。