オーディオテクニカのATH-CKR70をレビューします

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オーディオテクニカから2016年17日に発売されたSound Realityシリーズ「ATH-CKR70」をレビューします。

こちらのイヤホンは、オーディオテクニカ様のご好意でお借りしてレビューしています。

今回は5色全てお借りしたので、音質はもちろん、各色の質感やデザインなどもレビューしていきます。

同シリーズのと「ATH-CKR100」と「ATH-CKR90」レビューもどうぞ。

ATH-CKR70のスペック

  • 型式:ダイナミック型
  • ドライバー:φ11.8mm
  • 出力音圧レベル:108dB /mW
  • 再生周波数帯域:5~40,000Hz
  • 最大入力:200mW
  • インピーダンス:19Ω
  • コード長:1.2m(Y型) ※左右のコードの長さが同じです。
  • プラグ:φ3.5mm金メッキステレオミニプラグ(L型)
  • 質量(コード除く):約8g
  • 付属品:ポーチ、イヤピース(XS,S,M,L)

ATH-CKR70の開封画像

外箱

ATH-CKR70全5色

ATH-CKR70の外箱 裏面

ATH-CKR70 外箱 横

ATH-CKR70 外箱 横2

ATH-CKR70 スペック表

付属品

それでは外箱を開けてみます。外箱を開けると中には一回り小さい黒い箱が入っていました。

ATH-CKR70

その黒い箱を開けると以下のものが入っていました。

  • イヤホン本体
  • ポーチ
  • 交換用イヤーピースXS/S/M/L
  • 説明書
  • 保証書

ATH-CKR70 付属品

ポーチ

こちらは付属のポーチです。表面にはオーディオテクニカのロゴが描かれています。

ATH-CKR70ポーチ

裏面は無地ですね。

ATH-CKR70ポーチ

ポーチの口は、通常は閉じている状態で、横から圧力を掛ける事によって開きます。
これだと、ワンタッチで開け閉めでき、イヤホンを収納できるので便利そうです。
それに、ポーチ口がバックの中で勝手に開いて出てしまう心配がないのも良いですね。

ATH-CKR70ポーチ

ATH-CKR70ポーチ

ATH-CKR70ポーチ

イヤーピース

こちらは付属のイヤーピースです。サイズはXS/S/M/Lの4種類。イヤホン本体のカラーによって黒と白の二種類に分かれます。
グラファイトブラック、エメラルドブルー、ブリリアントレッドの3つには黒いイヤーピースが付属されます。
そして、ピンクゴールドとシャンパンゴールドの2つには白いイヤーピースが付属されます。

イヤーピース(ブラック)

ATHCKR70のイヤーピース ブラック

ATHCKR70のイヤーピース ブラック

ATHCKR70のイヤーピース ブラック

ATHCKR70のイヤーピース ブラック

イヤーピース(ホワイト)

ATHCKR70のイヤーピース ホワイト

ATHCKR70のイヤーピース ホワイト

ATHCKR70のイヤーピース ホワイト

ATHCKR70のイヤーピース ホワイト

ATHCKR70カラー別画像

エメラルドブルー

ブルーというよりもグレーに近い色です。深い青というのがピッタリかもしれません。

ATHCKR70 エメラルドブルー

ATHCKR70 エメラルドブルー

ATHCKR70 エメラルドブルー

ATHCKR70 エメラルドブルー

ATHCKR70 エメラルドブルー

ピンクゴールド

ATHCKR70 ピンクゴールド

ATHCKR70 ピンクゴールド

ATHCKR70 ピンクゴールド

ATHCKR70 ピンクゴールド

ATHCKR70 ピンクゴールド

ATHCKR70 ピンクゴールド

ATHCKR70 ピンクゴールド

ふと気付いたんですが、イヤホンの左右を見分ける為にイヤホンの付け根にポッチが付いてますね。
これがあれば左右確認が簡単です。ちなみにポッチが付いている方が左です。

ATHCKR70 ピンクゴールド

ブリリアントレッド

ATHCKR70 ブリリアントレッド

ATHCKR70 ブリリアントレッド

ATHCKR70 ブリリアントレッド

ATHCKR70 ブリリアントレッド

ATHCKR70 ブリリアントレッド

ATHCKR70 ブリリアントレッド

ATHCKR70 ブリリアントレッド

シャンパンゴールド

ATHCKR70 シャンパンゴールド

ATHCKR70 シャンパンゴールド

ATHCKR70 シャンパンゴールド

ATHCKR70 シャンパンゴールド

ATHCKR70 シャンパンゴールド

ATHCKR70 シャンパンゴールド

ATHCKR70 シャンパンゴールド

ATHCKR70 シャンパンゴールド

ゲラファイトブラック

ATHCKR70 ゲラファイトブラック

ATHCKR70 ゲラファイトブラック

ATHCKR70 ゲラファイトブラック

ATHCKR70 ゲラファイトブラック

ATHCKR70 ゲラファイトブラック

ATHCKR70 ゲラファイトブラック

ATH-CKR70のレビュー

抜群のフィット感

軽量なアルミニウムハウジングを採用しており、見た目よりハウジングが軽い。耳にすっぽりとはまり多少の動きではズレにくいので、安定したフィット感を得られます。2時間連続で試聴してみましたが、カナル型イヤホン特有の耳が痛くなったり、肩がこったりという事はありませんでした。

交換しにくいイヤーピース

このタイトルだとネガティブな話だと思いましたか?いいえ、かなりポジティブな話です。
ATH-CKR70のイヤーピースは、かなりタイトな作りになっているので、イヤーピースを取り替えるのが大変ですが、それは裏を返せば、それだけイヤホンからイヤーピースが取れにくいという事。カバンの中にごちゃっと入れると、イヤホンのハウジングから、イヤーピースが外れてしまう事が良くあります。ですがATH-CKR70ではまずその心配はありません。
ゆるいイヤホンだと、直ぐにイヤーピースを無くして、新しいイヤーピースに買い換える事にもなりかねないので、これはかなり良いと思います。

ちょっと気になるタッチノイズ

ATH-CKR70を使用していて、少し気になったのがタッチノイズです。イヤホンを装着して歩いていると、服に当たる度に「トントン」とタッチノイズがします。

タッチノイズを改善するには一般的には、シェア掛けやクリップを使う方法が有効のようです。
シェア掛けとは、イヤホンを強引に上向きに装着して、コードを耳の裏に通す付け方を言います。
クリップを使う方法とは、イヤホンのコードをクリップを使い服などと固定する方法です。

シェア掛けとクリップで留める方法、実際にこちらの2つの方法を試してみました。

まずはシェア掛けです。ATH-CKR70を、シェア掛けで装着すると、タッチノイズが全然しなくなりました。これは素晴らしい。
ただし、ATH-CKR70のデザインは、シェア掛けをする様にデザインされていませんから、かなり強引にイヤホンのハウジングを、上に向けての装着となります。ま、耳にはなんとか収まるんですけどね。それでも装着時の見た目はちょっとあれですね。なんていうか強引だなって感じがすごいします。

次はクリップで服と留める方法です。クリップには色々な種類がある様ですが、私はZERO AUDIOのマグネットクリップを使用しています。実際にATH-CKR70とマグネットクリップで留めて聴いてみると、服とコードが擦れるタッチノイズが発生しなくなりました。

結局、どちらの方法も、タッチノイズには効果があったのですが、やはりクリップを使う方法の方がオススメです。欲をいえば付属品に入れて欲しかったですね。

高級感があるハウジング

全部で5種類あるカラーバリエーションですが、シンプルなデザインで高級感があり、アルミハウジングの質感がすごく良く、所有欲を満たしてくれます。

この5種類の中で、特に気に入ったのはシャンパンゴールドです。白いケーブルでゴールドのハウジング。一見して女性向けのデザインにも見えますが、若い男性にもぴったりなデザインだなと思いました。
装着した時に耳から覗くイヤホンが、すごくセクシーに映えるというか、ピアスをした男性の様に、ちょっと中性的な人がするとものすごく雰囲気が出ると思います。

程よく効く低音に抜けの良い高音

ATH-CKR70の音質ですが、低音は、SOLID BASSシリーズの様な力強さはないが、しっかりと音楽を支えてくれている印象。迫力は少し不足に感じます。

高音は、キラキラと抜けの良い音質で、キンキンと耳が痛くなる事もありませんでした。ボーカルの声は耳元で聞こえてフラットな印象。とても聞き取りやすいです。特に甘い女性ボーカル曲を聴くのにピッタリなイヤホンです。音場の広さは、そこまで広い感じはしないが、音の分離はしっかり。

全体的にしっかりまとまっていて、さすがオーディオテクニカと言えます。
ドンシャリ好きな人には少し物足りないかもしれないですが、ボーカルを前面に感じたい人や、フラットな音質が好みな人オススメです。

まとめ

1万程度の価格を考えると、音質は申し分なく、ハイレゾ対応を考えるとお得だとも言える。

デザインや質感は素晴らしいの一言。特にシャンパンゴールドは本当に高級感があり、この価格帯のイヤホンの中で抜きん出ている一本です。
どれだけ素晴らしいかと言うと、かなり真面目にATH-CKR70のシャンパンゴールドを購入しようか検討しています。笑

価格やフラットな音質の傾向から、ハイレゾ対応のイヤホンのエントリーモデルとしてオススメです。

  • B!