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COMPLY(コンプライ)のTx-400をレビュー

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低反発なウレタンをつかったイヤーピースで有名なコンプライのTx-400を購入したのでレビューしていきます。

 

コンプライのイヤーピースの基礎知識

コンプライのイヤーピースの特徴

コンプライのイヤーピースは、低反発なポリウレタン素材を使い耳栓のように丸めて耳に差し込んで使います。
普通のイヤーピースはそのまま装着そればいいのですが、コンプライのイヤーピースは手で丸めて小さくしてから装着します。

柔らかい素材なので、簡単に丸めて小さくする事ができ、耳の中で大きくなってしっかりフィットします。
しっかりフィットする事によって遮音性が高まり、音質の向上が期待できます。

コンプライのイヤーピースの形式番号の意味

こちらのアルファベットの並びには意味がありまして、初めのアルファベットは形状を表していて、Tはスタンダード形状という事です。

そして次のxですがこれはxが付いていると耳垢ガードが付いている事を表します。

つぎに数字が続きますが、この数字は内径の大きさを表しています。(イヤホンのノズルの大きさに対応したのを選んで下さい。)

ちなみに形状は全部でT/Ts/P/Tzの4種類。イヤーピース自体のサイズはS/M/Lの3種類。どれを選べば分からない方はこちらの公式サイトで確認すると幸せになれます。

T:スタンダード

Ts:アジアンフィット

P:高遮音性

Tz:プレミアムスポーツ

最後にTzのプレミアムスポーツですが、まだ発売前となります。(2017年4月現在)

 

コンプライのTx-400の開封画像

まずは開封前のパッケージの画像です。
こちらの商品はコンプライの「Tx-400」。
形式に照らし合わせると、スタンダード形状の耳垢ガード付き、内径は400。

パッケージ正面、Mサイズ3組セットです。

パッケージの裏面
主なメーカーの対応表が記載されています。

パッケージ正面の右上にはフォームの素材が付いています。
これを触って柔らかさとかを確認できます。

 

コンプライのフォームを取り出してみました。表面が少し光っているのがわかるでしょうか?
表面はツルツルしていて、少しねっとりとした感触です。ビニールっぽいといえば伝わるかな?

少しボケていて申し訳ないのですが、耳垢ガードがわかりますかね?
黄色い部分がそうなのですが、真ん中のところにメッシュの様な素材があり、そこからイヤホンのノズル部分を包む様にガードしてくれています。

軽く押さえると潰れて数秒で元に戻ります。

イヤホンに装着してみました。

コンプライTx-400を使ってみてレビュー

音質にびっくり

通常のイヤーピース(ゴム製の初めから付属されているやつ)からコンプライに交換して驚いたのが音質がかなり変わったこと。
詳しく言うと、音の迫力が増して特に低音が良くなった印象です。そして高音が少し篭って聞こえました。

フィット感は抜群

Tx400を丸めて耳穴につっこんで数秒、徐々に広がって耳穴に蓋をされた感じになりました。
入れた感覚を表すと、100均とかで売っている耳栓を入れる時の感覚に似ていますね。
耳穴の中で広がるのでがっちり固定されてしっかりフィットします。

遮音性も◯

遮音性についてですが、やはり通常のイヤーピースに比べると雲泥の差がありますね。
周りの音を完全にシャットアウトしてくれるという訳ではないですが、ある程度の音がカットされて没入感を味わえます。

Tx400の総合評価

個人的な意見ですが、かなり満足しています。音質も良いですし、フィット感も抜群です。
ただ、値段が高いですね。3セットで3,240円とイヤーピースにしてはかなり高額ですし、出来ることならもう少し安くなれば嬉しいですね。それでもその分の価値は十分あると思いますが。

それと、耳垢ガードは正直なくても良いかなって思います。耳垢ガードありとなしでは800円の差がありますし、拭けば綺麗になりますからね。
あと耳垢ガードのせいで音質が落ちそうなのが嫌なんですよね。耳垢ガード無しを試してないので憶測ですが。

 

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